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VRIO分析

VRIO

VRIO分析とは、

ジェイ・B・バーニーが提唱した理論で、経営資源(リソース)に基づく競合優位性を分析します。
マイケル・E・ポーターが提唱する5F分析と補完しあう関係です。

業界分析ではなく、自社の経営資源(リソース)が、持続的な競争優位性の源泉になりえるのかを見分ける判断基準となります。

VRIO分析のフレームワーク

・Value(経済価値)
・Rarity(希少性)
・Imitability(模倣困難性)
・Organization(組織)

Value(経済価値)

企業の保有する経営資源が市場にとって価値が顧客にとって価値があるかを分析。

Rarity(希少性)

独自の技術、仕入れルートなど他社にない経営資源を分析。
経営資源が希少であるほど、他社の参入障壁は高くなります。

Imitability(模倣困難性)

他社が模倣できない経営資源を分析。
模倣困難な経営資源を保有すると、競争優位性を長期間維持できます。

Organization(組織)

企業の有する経営資源を組織的に有効に活用出来るかどうかを分析。

VRIOフレームワーク

VRIOフレームワークを使って自社の分析を行い、
どのような経営資源(リソース)があり、競争優位につながるのか、
これが、RBV(リソース・ベースド・ビュー)です。

RBV(リソース・ベースド・ビュー)

RBV(リソース・ベースド・ビュー)は、経営資源(リソース)を活用することによって、
企業は競争優位の源泉を企業内部に蓄積された経営資源や内部の強みに求める戦略を構築する考え方で、
ジェイ・B・バーニーが展開した。

経営資源(リソース)は、「ヒト、モノ、カネ」と呼ばれる資産に加え、
設備や人材といった目に見える資源だけでなく、
プロセス、組織の特性、情報、ノウハウや特許などの無形資産も含まれています。

希少かつ模倣が困難な経営資源を保有し、それらを活用した戦略を採ることが
他社の模倣可能性を下げ、持続的な競争優位につながると考えられています。

RBV(リソース・ベースド・ビュー)に重視した経営を行うことで、
価格競争を回避したり模倣による優位性の喪失を回避できるなどのメリットを得られます。

経営資源(リソース)

・ヒト(人的資源)
・モノ
・カネ
・情報
・時間
・知的財産

ケイパビリティ

ケイパビリティ(capability)とは、能力、才能、性能、可能性といった意味を持ち、
事業の一連の流れである、研究、開発、調達、製造、販売、維持など、組織を横断的に、
他社と比較して強みがある部分全体をケイパビリティと呼びます。

事業全体のプロセスについての強みを意味し、バリューチェーン全体を通しての組織の遂行能力を指すので、
ケイパビリティは、経営資源(リソース)とオペレーションを組み合わせによって決まります。
オペレーションを考える際、バリューチェーン分析もあわせて考えてるとよいと思います。

ネットショップにおいては、特に競争回避が重要

EC事業(ネットショップ)においては、競合が日本全国の同業他社との競争になります。
自社の経営資源(リソース)を分析するとともに、
差別化するためにどこを優位性とするかをしっかり構築していかないといけません。

中小企業になると、大企業と比べて、経営資源(リソース)だけで勝つことは困難ですが、
ランチェスター戦略を活用し、どこに経営資源(リソース)を集中させるか、
どのような戦い方をするのかが、戦う時のポイントとなります。

更新日 | 2021.03.23

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